<IELTS>5点から抜け出すライティングの完璧な導入の書き方について

始まりました!カネショーです。

 

今回の記事は、独学のIELTS受験者が最も苦手意識のあるエッセイに関する内容です。

 

7点達成するための、IELTSエッセイの論理的な導入の書き方について解説します!

 

 

 

 

IELTSのライティングは日本人受験者にとって難関ですよね。

2018年のデータによると、日本人受験者のライティングの平均点は5.4でした

(ソース:IELTS公式サイト

 

 

英語のエッセイの書き方なんて中学高校で習ったことがない。

学生時代は大学受験やTOEIC対策などで長文読解やリスニングなどを延々と繰り返していただけ、、

というバックグラウンドを持った方が英語独学者で多いはずです。

 

私も学生時代は、予備校に通い大学受験式の英語を植えつけられ

周りにつられ就職活動のためTOEICをなあなあな気持ちで受験していました。

 

イギリス大学院留学のためIELTSの受験を決意してから

なかなかライティングのコツが掴めないままいたずらに時が過ぎました。

 

ですが、一貫性のある主張を伝えることができる導入構成を徹底的に叩き込み、何度も何度も練習した結果

 

ライティングのスコアが7.0~7.5点に維持できるようになりました!

 

 

現在は大学院の卒業論文も無事に提出を終え

英語のエッセイや論文などが無意識的に楽しく書けるようになりました。

 

 

エッセイの導入は短いパートですが、大事な顔ですので

論理的な構成を意識しないでただがむしゃらに書いていると

減点対象となってしまいます。

 

せっかくいいアイディアが思いついたとしても、

それらを導入で上手くアピールすることができないのは勿体無いです。

 

 

今回の記事を押さえて完璧な導入が書けるようになると

⭕️どの問題タイプでも、あなたの意見を一貫性のある流れで表現できるようになり

スコアが目に見えるようにアップする

 

⭕️結果が出ると楽しくなるので、留学までの英語勉強のモチベーションが上がる

 

⭕️英語で文章を書いて相手に伝える力が試される転職活動や

海外の契約書類など読まなくてはいけない場面で苦しい思いをすることなく

あなたの将来が思うように運ぶようになる。

 

 

と言う素晴らしい結果が待っています。

 

 

逆に、今回の記事の内容を知らないままでいると、、、

 

🔺入り口となる導入の正しい書き方を知らないまま、間違った方向で独学が進んでしまう

 

🔺時間とお金をかけて単語や文法を鍛えリーディングやリスニングのスコアが上がったとしても、ライティングのスコアが足を引っ張る

 

🔺それにより、あなたの希望する留学プランがいつまでたっても実現しない

 

と言う状態から抜け出すことはできません。

IELTSライティングを制覇するための序章として必須の内容ですので

今日も一緒に勉強して行きましょう

 

Let’s get started !!

 

私のブログにたどり着いたという事は

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エッセイの構成を知る

 

基本的に、ILETSタスク2のエッセイは

①導入、②本文、③結論の3構成です。

 

導入・質問文の言い換え

・あなたの立場表明(賛成/反対etc)

・どんな根拠を述べて行くか

本文①根拠①
本文②根拠②
結論・質問の言い換え

・根拠をまとめて再主張

 

 

IELTSのタスク2のライティングの問題タイプは大きく分けて4つあります

  1. テーマに関して意見を述べる(賛成/反対)

  2. テーマの利点と欠点を述べる

  3. テーマの問題点とその解決策(またはその影響)を述べる

  4. 2つの主張に対してそれぞれ論ずる

 

いずれの問題タイプで出題されても、

基本的に①導入、②本文、③結論の3構成を意識して書いていただいて構いません。

 

 

①導入(Introduction)の基本的な書き方

 

導入はできるだけ短くを心がけましょう(40~50字以内)

タスク2に与えられた時間は約40分しかありません。本文の内容のボリュームを増やした方がスコアに直結します。

 

結論から言いますと、導入では以下の2つの内容さえ書ければ問題ありません。

 

No.1問題文の言い換え(Background Statement)

簡単に言いますと、問題文の言い換え内容です。問題のトピックに対しての説明としての機能を果たします。

 

*注意として、一般論は述べない方がいいです。(in modern lifeやNowadaysから始める等)

 

No.2主題文(Thesis Statement)

 

問題文で与えられたテーマに関して、あなたの立場や意見を表明する箇所です。

*”thesis”とは、〔随筆などの〕主張や命題という意味です。

 

問題文が賛成か反対かを問うタイプであれば、あなたは(どれ程)賛成か反対かを明確にします。

 

その次に、本文で書く賛成/反対の根拠を提示すると良いでしょう。

“賛成か反対か”の意見だけではなく、

本文の根拠についても軽く触れてあげると読み手にとってわかりやすい文章となります。

 

 

*あなたは問題文で聞かれている質問にしっかり答えを表明しなくてはなりません。

質問に直接答えないでエッセイを展開すると減点対象となります。

 

賛成か反対かを問われる場合、なかなか結論を出しにくいですが、

思い切って賛成か反対かの立場を打ち出してください。

 

(どの程度賛成/反対か?を聞かれている場合であれば、やや賛成/反対というポジションでもOK)

 

 

例題を交え具体的な書き方を見てみよう

 

それでは、下記の例題を元に実際にどういう内容を書いて行けばいいのかを見て行きましょう。

 

「例題」

Parents should not pressure their children to choose particular profession. Children should have the freedom to choose path they like.

(親は彼らが望む仕事を自分たちの子供が将来やるように押し付けるべきではない。子供は好きな進路を選ぶ自由があるべきだ)

 

To what extend do you agree or disagree?

(あなたはこの意見にどの程度賛成/反対ですか?)

 

 

No.1問題文の言い換え

内容を変えずに、問題文の言葉を言い換え(パラフレース)て書き出します。

 

「例」

Young people must not be forced by their parents when choosing their career.

(若い人はキャリアを選ぶ際に、親に強制されるべきではない)

 

They should be free to decide the job they want.

(彼らはやりたい仕事を決める自由がある)

 

このように、問題文の語をそのまま使わず、自分の言葉で言い換えて表現できれば合格です。

Children = young people

pressure = be forced by

profession = career, job

 

 

No.2主題文(Thesis Statement)

このパートでは、テーマに対する主張の立場が

・『両親は基本的に子供の仕事の選択を強制するべきではない』という意見に基本的に賛成

・ただし、大人の知識や経験を持ってして、彼らの選択が上手く行くようにある程度助言や指導をするべきである

 

ということにします。つまり

問題文の意見にはほとんど賛成だが、子供が過ちを犯さないため大人のアドバイスも必要という側面もある

ことを意思表明するということです。これを英語で書くと

 

「例」

I strongly agree it is unwise for parents to impose their will on a child’s profession.

(親の意見を子供の仕事選びに対して押し付けるのは賢いやり方ではないと私は強く思います)

 

However, parents should still offer guidance by their experiences and knowledges.

(しかし、親は彼らの経験や知恵を使って子供を指導して導いてあげるべきです)

 

このようにあなたの主張を明確にしておけば、読み手も

『あ、このエッセイではこの主張が言いたいんだな』

とわかりやすく理解することができます。

 

ここのパートがぼやけてしまうと

「結局この人は何が書きたいんだろう?」

となってしまうわけです。

 

最後に、本文で展開していくメインアイディア(根拠)についても触れます

 

例えば、このエッセイで明確にした立場の根拠を以下の2つであるとします。

 

メインアイディア①

・親は子供に経済的に安定して欲しいため、彼らと同じ仕事や安定した仕事を選ぶようにプレッシャーを与える

・これが子供にとって弊害である

(特に、現在は時代が目まぐるしく変化するため、親の常識や価値観を当たり前だと押し付けると、逆に子供が時代について行けなくなるかもしれない

 

メインアイディア②

・とはいえ、親は人生経験が豊富で知識も子供よりあるので、子供があまりに間違った方向に進んでしまいそうな時には指導するべき

 

・これを上手くやるには、定期的な対話が不可欠

 

『例』

Firstly, this essay discuss the negative effect of parents’ dominance over children’s decision.

(最初に、このエッセイでは子供の決定に関する両親の支配の弊害を論ずる)

 

secondly, it will discuss the importance of open communication between parents and children to prevent the young from making a wrong  choice.

(2つ目は、彼らが誤った選択をするのを防ぐための親と子供の対話の重要性の観点から論ずる。)

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?もうすでにIELTSを受験したことのある方は

あなたが普段書いているエッセイの導入の書き方と少し違うところがあったかもしれません。

 

最初の導入は短いパートですが

一貫性があってわかりやすい構成を意識しないでただがむしゃらに書いてしまうと

減点対象となってしまう恐れがあります。

 

せっかくいい根拠が思いついたとしても、

導入でつまづいてしまい、それらを上手くアピールすることができないとすごく勿体無いです。

 

① 問題文の言い換えと主題文の構成で導入を考える

②余裕があれば、本文で述べる根拠について短くまとめて触れる

③「だから何?」と聞かれない位はっきりあなたの立場を明確にする

 

意識して練習してみてください。

次の記事では導入に続く本文の論理的で一貫性のある構成について解説していきますので

お楽しみに!!

 

 

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