始まりました。カネショーです。
今回の記事は、「イギリスのEU離脱による我々日本人留学生への影響」について書いていきたいと思います。
「イギリスで働いたり勉強したい日本人に対するビザへの影響はあるのか?」
「ワーホリの募集枠も現状の1000人から少なくなるの?」
等々、これからイギリスに留学を考えている人にとって気が気でない話題ですね。
今回の記事のEU離脱の影響をしっかり調べておくと
⭕「イギリスのEU離脱による影響の範囲が明白になり、誤った情報があなたの目的を邪魔しなくなる」
⭕「EU離脱の因果関係が把握でき、嘘の情報に踊らされなくなる」
EU離脱の正しい知識がないまま留学の準備を進めていくと、、
❌不用意にネガティブな情報に惑わされやすくなり
「やっぱり留学はやめた方が良いのかな〜」と精神が安定しなくなる
という感じで、あなたの英語学習のモチベーションも下がってしまいます。
そうならないためにも、今日の内容は是非読んでおいてください!
Let’s get started !!
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(今更聞けない)イギリスのEU離脱についておさらい
事の発端は3年8カ月前の英国のEU離脱(ブレグジット)を決定した国民投票。
EU離脱賛成の投票が過半数を上回り、英国が2017年3月29日にEUに対して正式に離脱を通告
したのは記憶に新しいですね。
そして、2020年1月31日午後11時(英国時間:GMT)
英国とEUは離脱協定の批准手続きを結び、正式にブレグジットが成立しました。
今後、イギリスはEUにとって加盟国ではなく第三国という扱いになります。
ただし、これまでのEU加盟国の制度が一瞬で無効にするのは難しいので
現在はEU完全離脱の移行期間です。
移行期間が終了する2020年12月31日までは、EU諸国と英国双方の企業や市民の経済活動が保障されています。
つまり、移行期間中は目立った変化はみられないのです。
<移行期間中のイギリスとEUの関係>
・移行期間はEUルールが適用され、英国はEUルールに従う
・関税ゼロ/EU内の人の移動の自由などは継続
・EUの経済連携協定の恩恵も受けることができる
この期間中に、英国とEUが新たな関税ルールを盛り込んだ自由貿易協定(FTA)を合意するかしないかが見どころになっています。
英国のEU離脱は日本人の学生ビザ発行には関係がない
上記のEU離脱の経緯とその内容を踏まえ
「じゃあEU離脱にとって日本人がイギリスの大学に必要な学生ビザの発行に大きな影響はあるの?」
と考える人は多いでしょう。
結論から言いますと
「日本人留学生にとって、EU離脱はあまり関係がない」ということです。
関係がないと言うよりも、ビザのハードルについてはこれまでとあまり変わらないということです。
日本はそもそもEUに加盟しているわけではないので、このままイギリス政府がその部分について改革をしなければ日本人のビザや学費に関して基本的に変更がないと言えるでしょう。
日本最大手の留学支援団体のBEOのマネージャーは
「ブレグジットがイギリス留学する日本人に与える影響は極めて限定的」
との見解を発表しています。
そもそもEU離脱による影響は、今の所イギリス人とEU諸国の国の人々に殆どが限定されています。
例えば、EU加盟国のイギリスの大学を志望する留学生にとっては死活問題です。
現在、EU加盟国出身で英国の大学に在籍している学生の数は約10万人もいます。
なぜEUからの学生がこんなにも多いのかと言いますと、地理的に近いのもありますが
EU加盟国の学生は、これまでは英国人と同等の学費で入学できたからです。
参考 ( Birkbeck,University of London: BSc accounting – fees )
これは今までイギリスの大学がEUから13億ユーロ(1700億円)の助成金を貰っていたからです。
これまでのイギリスの大学院の学費の相場は
・イギリス人及びEU加盟国の市民→年間8,000~9,000ポンド
・その他の国の学生→年間14,000~20,000ポンド
です。助成金の打ち切りによって、EUの学生は今後アジア人やアフリカ人と同じ額の学費を払って入学することになります。
これが何を意味するかといいますと、我々日本人のビザ発行の難易度には一切関係なく
◎EU諸国出身の生徒の学費が上がる
↓
◎EUの人は、高いお金を払いイギリスの大学に進学するメリットがなくなる(彼らの祖国では大学は無料or格安なので)
↓
◎EU加盟国からの英国大学留学生は6割減少の可能性(海外の研究予測)
というシナリオが予測できます。
ということで、EUの生徒が減少すればむしろ我々アジアの学生からすればチャンスかもしれません。
その兆候とも言える出来事は実際にもう起っています。
中国の「新浪新聞」(2019年4月)によると
名門ケンブリッジ大学が今後、中国の大学入学試験「高考」の成績上位者(約1万人)に無条件でケンブリッジ大学の応募が可能という制度を整えています。
大学もビジネスであるので、「お客様」の確保のための新たな経路を探すのは必然です。
中国のエリート層はその学力のポテンシャルだけではなく、海外留学に対する意欲が高いので、中国人を皮切りにアジアからの学生の割合が今後増加していくのではないでしょうか?
英国の大学は、名門校になればなるほど競争率が高いです。
あなたがもし出願した際は、強力なEUのライバルの減少によって合格の可能性がアップするかもしれません。
ということで、イギリスのEU離脱に悲観している暇があるのならば
今のうちにIELTSの勉強を頑張り、読み手を引きつける志望動機書を書いてみたりしたほうが生産的かもしれませんね。
ポンド安になり留学費を抑えられる
Brexitが世界経済に影響する面は、なんと言ってもポンド安です。
2016年1月(国民投票前)の円とポンドのレートは
1ポンド=170円でした。
EU離脱を表明してからは、ポンドが売られる動きが加速し
近年は1ポンド140~150円のポンド安をキープしています。
90年代や2000年代に留学していた人は1ポンド180~200円のレートで留学をしていました。
昔に比べれば、私達は比較的割安な費用で留学できるチャンスが巡って来たと言えるでしょう。
(出典:世界経済のネタ帳)
2年間の就労ビザが降りるかもしれないので、むしろチャンスかも
Brexitとは直接関係のない話ですが、これからイギリスの高等教育機関に留学する人はむしろチャンスかもしれません。
2019年9月にイギリス政府は新しい留学生向けビザの方針の変更を発表してます。
(ソース:SI-UK -新イギリス就労ビザ情報 )
新しい留学生向けビザによって、イギリスの大学・大学院を出た後最大2年間イギリスに残って就業することが可能になるそうです。
新しいビザによって、留学生はイギリスの企業文化や働き方により慣れる機会を得やすくなり
現地の企業からすると、従業員の長期的な就職のしやすさにもつながると専門家は話しています。
ということで、EU離脱後も英国は魅力的な留学先であり続けるでしょう。
*イギリス政府はビザの方針を頻繁に変更するので、最新の情報は英国ビザ・移民局公式サイトで確認してください⬇
UK Visas and Immigration – GOV.UK
まとめ
今回の記事では、今世間を騒がしているイギリスEU離脱と日本人留学生への影響についてまとめてみました。
⭕ EU離脱による影響は、今の所EU諸国とイギリスの問題が大きく、日本人留学生には大きな影響がない
⭕ EU離脱でポンド安になる傾向が起こるので、留学生にとってはむしろお得
⭕ 2020年以降、2年間の就労ビザが卒業後無条件で手に入るかもしれないので、むしろ今がチャンス
大まかにまとめるとこういう結果となりました。
ですので、これからイギリス留学を目指すあなたは
「チャンスだな〜」という気持ちでIELTSの学習に励んでくださいね!!
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