<2020年版>IELTSリスニングの全体像と対策まとめ 

始まりました。カネショーです。

今回の記事では、IELTSのリスニングに関する記事です。

 

  • 全パートの概要
  • 出題パターン
  • 減点を防ぐ答案の書き方
  • ハイスコアを狙うためのコツ

 

について徹底的に解説します。

 

❓答案の正しい書き方が分からない(大文字と小文字の区別、複数系を単数にして答えた、冠詞のつけ忘れなど、少しでも間違えたら×になる?)

 

❓IELTSリスニングで音声が流れているとき、どのように聞くのが良いか攻略の仕方が分からない

 

とつまずく点が多く悩んでいる人は多いはずです。

 

今回のリスニングの概要と攻略のヒントを確認すると

 

⭕答案用紙の明確な書き方&ルールがはっきり理解でき、記入ミスによる減点を防ぐことができる

 

⭕リスニングの出題パターンや回答を探し出す戦略が把握でき、独学に対する恐怖感や不安が解消される

という結果が待っています。

 

さらに、2020年1月にIELTSのリスニングの出題の流れに一部変更がありました。

今回の記事ではその変更点も解説しています。

 

最新の情報をアップデートしないでテストに臨んでしまうと、本番で混乱したりしてせっかくの準備が水の泡になるので注意しましょう。

 

準備は良いですか?  Let’s get it going !

 

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リスニング概要

IELTSのリスニングセクションは4つのパートで構成されています。

各10問で、全部で40問が出題されます。時間は合計で30分です。

 

リスニングパートでは、メモ書きしたものを解答用紙に転記する時間が10分設けられています。ですので、試験中は問題用紙に答えをメモしておき最後の10分を使って解答用紙に書き写すようにしましょう

 

パート1から4に進むにつれて難易度は高くなります。

リスニングテストの流れ <約30分+10分 合計40問>

 

時間内容出題例
パート1
<10分>
(10問)話者:2人以上・日常/社会的な内容電話での会話(問合せ)店員との会話旅行の手配など
パート2
<10分>
(10問)話者:1人・日常/社会的な内容ラジオ放送旅行ガイド録音された音声など
パート3
<10分>
(10問)話者:2人以上・学術的な内容学生の議論個別指導研究課題など
パート4<10分>(10問)話者:1人・学術的な内容専門家による講義/公演など
転記
<10分>
解答を解答用紙に写す時間 

 

下記の試験の流れから分かるように、各々のパートの放送時間は6~8分です。

 

 放送の流れ
パート1〜3

問題に目を通す時間(30秒)


音声の放送(前半5問)


問題に目を通す時間(30秒)


音声の放送(後半5問)

回答の確認時間(30秒)

パート4

問題に目を通す時間(30秒)


音声の放送(10問連続)


回答の確認時間(30秒)

セクション4は10問一気に解くので難易度が高い

 

残りの時間は、問題が切り替わるごとに次の設問に目を通す時間と最後に答えをチェックする時間となっています。

各セクションの間に短い休憩が入ります。それぞれのセクションでも、途中で短いインターバルがあります。

しかし、セクション4の最中には休憩がなく、10問文の問題を一気に聞き取って解答しなければなりません。

 

解答の文字の正誤基準

下記の正誤基準を意識しながら、本番で解答用紙に英単語を記入していきましょう。

 

<減点対象にならないもの>

★大文字と小文字はどちらも可

(例)cat,  CAT, Catのように、どのように書いても構いません

★句読点の使い方は任意

(例)11:30 am / 11:30 p.m. 

★イギリス英語、アメリカ英語どちらも可

(どちらかに統一する必要もありません)

タイムロスをなくすため、あなたが普段書き慣れている方を使いましょう

(例)  米center/英centre,米organization/英organisationなど

 

<減点対象になるもの>

★スペルミス

一文字でもスペルミスがあると不正解

★文法ミス

複数形であるべきものを単数形で書く、三人称単数形のsがないなど

★読みにくい文字

何のアルファベットか分からないくらい汚いなど

★指定された語数を守らない(次章参照)

(例)指示文で”3語以内”とあるのに、4語で書く

 

語数制限について

語数制限のある問題に注意しましょう。記述式の問題では、解答にこのような注意書きがあります。

 

(例)

“NO MORE THAN TWO WORDS and/or A NUMBER”

この注意書きは、以下の2通りの意味を含んでいます。

 

①NO MORE THAN TWO WORDS (and A NUMBER)

「2文字以内の単語のみか、2文字以内の単語+1文字の数字で答える」

 

<解答例>

Panda/ Chinese panda/ 60 pandas/
60 Chinese pandas(3文字と1つの数字)

 

② or A number 「数字1文字のみで答える」

 

<解答例>

60

 

IELTSリスニングの6つの問題タイプ

リスニングテストの問題タイプは6つに分類されます。1回のテストでこれら全てのタイプが出題されると言うわけではありません。

また、セクションごとに出題される問題タイプが決まっているわけでもありません。

 

個々のセクションについては、10問とも同じタイプのものもあれば、10問の中に2〜3つの異なる問題タイプが混ざったものもあります。

最初に指示文をよく読み、問題タイプをしっかり確認することが大切です。

 

①用紙、表、フローチャートを完成させる問題

(Form, table, flow-chart completion)

 

申し込み用紙、料金表、フローチャートの空欄を音声を聞きながら埋めていきます。(状況:ホテルの予約や登録用紙への記入など)

②センテンス、メモ、要約を完成させる問題

(Sentence, note, summary completion)

問題の主要な情報をまとめたセンテンス、メモ、要約の空欄を音声を聞きながら埋めていきます。センテンスを埋めるので、正しい文法で記入しましょう

 

 

③図面、地図、図解に名称をつける問題

(Plan, map, diagram labelling)

施設内の図面、町の地図、機械などの図解の名称の空欄を音声を聞きながら埋めていきます。答えは選択肢の中から選ぶパターンもあります。

 

④短く答える問題

(Short-Answer questions)

音声で与えられる情報を基に、短い単語で質問に答えます。

 

Answer the questions below. 

Write ONLY ONE WORD OR A NUMBER from the dialogue for each answer.


How many days did the scientists spend under the waves?  ______

What answer did Rob choose?    _______

What’s the name of the laboratory?   _______
Where’s the laboratory situated?   _______

 

⑤適合させる問題

(Matching information)

 

音声で与えられる情報を基に、問題内容に適合する選択肢を選びます。

“問題文の名詞に対して、音声の話し手はどのような発言をしていたか?”

を選択肢から選ぶ形式が多いです。

 

(例)

What does the speaker say about the following items? Write the correct letter, A, B or C next to questions 1-4.

Barbecues  ______

Toys      ______

cool boxes  ______

mops and buckets  ______A.They are provided in all tents.B.They are found in central areas of the campsite.C.They are available on request.

 

⑥選択式問題

(Multiple Choice)

IELTSのリスニングで最も出題頻度が高い問題です。問題文に対する答えを選択肢から選びます。この問題タイプは、以下のように大きく2つのタイプに分けられます。

 

<1:質問に対する回答を選ぶ>

Short Answer Multiple Choice Question

(例)

Now listen to the recording and choose the correct letterA, B or C

(質問)How did Jamie choose the topic for her presentation?

        A She saw a film about it.
        B The issue has been in the media recently.
        C One of her parents is an expert on it.

 

<2:未完成の文章を選択肢から選び完成させる>

Sentence Completion – Multiple Choice Question

 

(例)

Choose the correct letter, AB, or C.

(質問)The most widespread style of graffiti in Brazil is  ________ 

A. anti-capitalistic and anti-war

B. legalized

C. dangerous and illegal

 

 

ハイスコアを取るために必須のテクニック

 

<ポイント1:言い換え表現に常に注意!!>

 

リスニングでは、問題に載っているキーワードを目視しながら音声を聞くことが重要です。

しかし、このキーワードはいつも音声で全く同じ単語で聞こえる訳ではありません。問題用紙の単語に囚われすぎると正解を見失う事があります。

 

つまり、リーディング同様問題文や回答文の単語は言い換え表現で出てくる意識を持ちながら音声を聞かないといけません。

音声の言い換え表現を聞き逃さないように注意しましょう。

 

<言い換え例>

問題用紙のキーワード音声の言い換え表現
ImmediatelyStraightaway
DataInformation
recreationleisure
Nearly everyoneMost people
Sunday, Monday,TuesdayThree consecutive days/3 days in a row
(3日連続)
CalculateMeasure
CheapVery little cost

 

<ポイント2:ひっかけ(Distractor)に注意>

 

最初に聞こえた単語が全て答えであると判断し回答用紙に書き込む事は危険です。

音声は回答の部分をあえて分かり難くするする工夫をしています。

以下の旅行者と旅行代理店との会話例をご覧ください。

 

旅行者:

I’d like to book a flight on the twenty-second of May.. that’s the Saturday isn’t it?

(5/23のフライトを予約したいのですが、22日は土曜日ですよね?)

 

代理店:

No. that’s the Friday… The twenty-third is the Saturday.

(いいえ、23日は金曜日です。23日が土曜日です)

 

旅行者:

Then the twenty-third…. I can only make timefor a flight on the Saturday.

(じゃあ23日で。土曜日しかフライトの時間を取れませんので)

 

<質問>

The date of the flight for the tourist is ______

答えは、twenty-second (22)ではなく、twenty-third(23)となります。

 

このように、聞こえた順番に素直に答えると不正解に誘導される問題が所々に散りばめられています。。

 

コツとしては、音声を聞いていて

「あ、この内容が答えかも」と思っても、結論を急がず話の続きを注意深く聞き、全体的な話の流れを掴みながら回答しましょう!

 

<ポイント3:問題を先読みする時間を確保する>

 

先程述べたとおり、リスニングは4つのセクションに別れています。

ということはつまり、次のセクションに入る前に問題をどれくらい把握できるかでスコアが変わります。

 

*それぞれのパートが終わったらすぐに次のパートの問題に目を通す

ぞれぞれのパートの最後の問題が終わった後に下記の音声が流れます。

 

You now have half a minute to check your answers.

(30秒を使って回答の内容を確認してください)

 

これが流れたら、即座に次のパートの問題に目を通して下さい。

この時に効率的に問題に目を通すことができれば、どんな回答をすれば良いのかなどがある程度予測できます。

余裕のある人はキーワードになりそうな単語にマークを付けると良いでしょう。

 

*音声につられて回答を確認する必要はありません。その時間はパート4終了後の10分間に十分できます。

 

⚠2020年1月からパート1の例題を読み上げる箇所がなくなりました。

 

以前はパート1が始まる前に例題を読み上げる時間がありましたが、今年からその箇所がキレイになくなりました。

 

IELTSのリスニングを突破するために必ず覚えるべき単語集を4つのパート別にまとめました⬇

こちらも並行して参照下さい!

 

△IELTSのリスニングで覚えるべき単語がわからない

△頻出単語のスペルは書けるようになって減点をなくしたい

を一撃で解決!!

 

note(ノート)

初めまして。カネショーです。 カネショー🇬🇧イギリス大学合格請負人&IELTS7点Tutor (@kaneshouk1…

 

 

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IELTS Listening Tips, Lessons and Videos – IELTS Liz

比較的短くて優しい問題が多い。初心者向き

 

IELTS Listening practice tests – IELTS-up

中級者向き(問題数が多い)

 

Free Online IELTS Listening Test – IELTS Buddy

上級者向け(模擬試験風)

 

最後に

 

今回の記事では、IELTSリスニングの概要と注意点について2020年の変更点を交え徹底解説しました。

 

・問題パターンは大きく分けて6タイプある

・言い換え表現やひっかけに注意しながら音声を聞く

・最後の10分を使って回答を確認する(間の時間は次の問題を読む)

・2020年1月から例題を読み上げる時間がなくなったので注意

 

という点に注意しながら、リスニングを攻略してみて下さい!!

 

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