今回の記事は「イギリス大学院に出願するための推薦状の準備方法」「合格するためにはどんな内容を書いてもらうのか?」について解説します。
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イギリス大学院の推薦状は何のためにあるの❓なぜ重要❓
イギリスのどの大学院に出願することになっても、少なくとも1〜3通の推薦状の提出が必要になります。
推薦状は、あなたがどのような人物なのか(人柄や理念など)、またどのようなスキルを持っているかを第三者が客観的に見た文書としてとても重要なものです。
一部の大学を除き、イギリスの大学院では志願者の面接を実施している学校は少ないです。
従って、この第三者による推薦状があなたがどのような人物かを判断する重要な役割を果たします。
この推薦人によるあなたの印象が、志願者を選抜する大学側が入学の可否を決める重要な基準となるのです。
志望動機書はあなたが書いた主観的な内容となります。それに対して推薦状は
を第三者による客観的視点から審査する書類となります。
推薦状の英語訳は下記のパターンがあります。
letter of recommendation
reference letter
recommendation letter
reference
推薦状はあなたがこれから書く志望動機書と対をなす重要な書類となります。
推薦状は誰に書いてもらうべき?
社会人の方はあなたが働いている会社の上司や大学時代にお世話になった教授や先生に書いてもらうのが通常です。
現役の大学生であれば後者のみになります。
なるべくあなたと関係の深い方に書いてもらおう
あなたが出願者としてふさわしいことをアピールするため、推薦状を書いてもらう方はあなたの事を良く知っている方に依頼しましょう。
大学時代の教授であれば、あなたが所属していたゼミの先生やあなたの事をよく覚えている通常の授業の先生がベストです。
ゼミの先生はあなたの講義に対する態度や課題・卒論などの成果物の出来を間近で見ていた人です。
よって、あなたの隠れた才能や勉強に対する姿勢などを客観的に評価してくれます。
社会人の方であれば、職場でいつも関わっている直属の上司や課長などがベストでしょう。
社長や役員の方に推薦状の作成を依頼する方がいますが、あまりおすすめしません。
あなたが働いている/いた会社の規模によりますが、社長の場合あなたのことを常に見ているわけではないのです。
よって彼らではあなたがイギリスの大学院生としていかに適任かを文章で表現する事は難しいでしょう。
あなたを身近で見守ってくれた先生や上司が説得力のある詳細な推薦状を書いてくれる見込みが高いです。
大学時代にお世話になった方がもういない/ゼミに入っていなかった場合はどうするの?
という方も中にはいると思います。実際私も大学学部時代はゼミに入っていませんでした。
私は英語の授業だけは真面目に受けていたので、当時の「貿易英語」の帰国子女の先生(現在は同校の教授)にアポを取ってなんとか推薦状を書いて頂きました。
大学時代に先生との関わりが薄かった人はは以下の戦略を取りましょう。
①と②はあなたが興味のあった分野をであるので、もし当時の先生にアポを取って推薦状を書いてもらえることになればかなりアピールになる推薦状となるからです。
実際私も「貿易英語」の先生ではないもうひとりの先生に書いて頂いた際は、当時最も積極的に講義に出ていた「経営学」の先生に書いていただきました(この方も現在は教授です)
経営学は当時最も好きなクラスであったし、毎回講義に出ていました。期末テストの成績も前期は80点台をマークしました。
(当時の経営学の成績は80点以上であったので、先生は推薦状に”he was in the top 20% of Business Management“と書いてくださいました。)
この先生にアポを取った際はかなり緊張しました。
というのも私はただ授業に出ていただけですし、毎年何百人の生徒と関わる大学の先生が8年前に受けていた1生徒の私など覚えているはずもなかったでしょう。
しかし、先生は人柄が良い方で、しっかりと推薦状が必要な理由を説明すると快く承諾してくださいました。
③もオススメです。大学の英語関連の先生方は留学経験のある方が多く、これまでに他の生徒の推薦状を書いてきた経験がある方が多いです。
ですので、事情をしっかり説明すれば快く受け入れていただける可能性が高いです。
私が推薦状を依頼した「貿易英語」の先生は、御自身もイギリスの大学を卒業されていた方でした。
私が大学3年の2009年にこの先生の講義を後ろで聞いていただけでしたが、先生はなぜか私の名前に聞き覚えがあったそうです。
これは1年上の先輩がとてもよく発言するかたで、私がその先輩といつも一緒にクラスを受けていたからだ思います。
あなたのことはあまり覚えていなくても、大学側にテストの成績と課題の成績のデータは残っています。
従って、そのデータを基にアピールできる推薦状を書いてもらうことは可能なのです。
当時この先生の講義を真面目に勉強していたことが功を奏し、推薦状もアピールポイント満載の内容となりました。
いつ頃書いてもらうのが良い?お願いのしかた
結論から言いますと、なるべく早く書いてもらう事をオススメします。
私は2018年9月にロンドン大学院に入学しましたが、2人の教授に推薦状の執筆を依頼した時期は結構遅かったです(だいたい同年の5~6月頃)
アポを取って執筆の承諾をいただくまでのスピード感によりますが、少なく見積もっても1ヶ月くらいは時間がかかる認識でいたほうが良いです。
先生に推薦状を依頼する場合、下記のような流れで最低でも1ヶ月ほど時間がかかります。
①大学に連絡し、先生に推薦状を書いていただけないかお願いする。
母校の学生課や教授の研究室に直接連絡する
②先生とアポが取れた場合、教授に直接お会いする。
場合にによってはメールや電話のみでも可です。
③あなたが作成した志望動機書や履歴書を先生に見せる
先生があなたの推薦状を書きやすいように、あなたがなぜイギリスの大学院に出願するのかや、これまでの職歴などを伝えてください。
④予め推薦状のフォーマットを用意しておく
先生と相談して書いてもらう内容や大学のロゴの使用について確認してください。
⑤先生から完成した推薦状を受け取り、大学院に提出
現在はPDF化された推薦状を各大学のオンライン出願ページにアップロードするやり方が主流になっています。
一昔は紙の推薦状をレターヘッド付きで大学に郵送していたそうです。
あなたが出願する大学のHPを確認し、紙ベースかデータでの提出か事前に確認してください。
推薦状に書いてもらうべき内容
大学の先生に書いてもらう場合
①推薦人と志願者の関係
②志願者の実績(授業やゼミどのような実績を上げたかetc)
③推薦人が志願者の上記の実績や人物像を総合して、出願先の大学の〇〇学部を勉強することはとてもメリットがあることを述べる。
職場の上司に書いてもらう場合
①推薦人と志願者の関係
②志願者の実績(業務上の実績)
③推薦人が志願者の実績や人物像を総合して、出願先の大学の〇〇学部を勉強することはとてもメリットがあることを述べる。
例:志願者は推薦人の企業で会計の仕事をして高いパフォーマンスを出していた。リスク管理にもとても熱心に取り組んでいた。
このような実績から、志望校の大学のリスクマネジメント学科で志願者が勉強すれば国際感覚も身についてよりグローバルな知識や修士課程レベルの会計・メネジメント知識も取得し、将来さらに活躍できるでしょう。
*職歴に自信がない場合
職歴に自信がない方は、大学時代にお世話になった先生2人にお願いし当時の学業に対する姿勢やゼミでの課題や卒論の実績をアピールしてもらいましょう。
失敗しない推薦状の構成
ここでは、実際に私の大学時代にお世話になった先生から執筆を頂いた推薦状をおみせしながら「失敗しない推薦状の構成」を解説していきます。
(個人情報の観点から、見せてはまずい箇所はモザイクがかかっております)
①導入
最初のつかみとして、下記のような内容を書いてもらうといいでしょう。
②本題
最も詳細な内容となります。ここでは「なぜあなたが志望校の学生としてふさわしいか」をあなたを下記の観点から説明してもらいます。
③クロージング
締めくくりとして、あなたが志望校にとって有益で適任であることを強調します。
フォーマットの一番下には下記の情報が必須となります。
★推薦人の名前・肩書
★推薦人の連絡先(大学や職場の住所、電話番号、メールアドレス)
★自筆のサイン
理想的なフォーマット
推薦状のフォーマットは大学によって指定される場合もあるので一概には言えません。
ですが、私が留学代行会社に提出したり、自分で大学のHPに提出した際は下記のフォーマットを意識しました。
(イギリスの大学院のエッセイ課題や卒業論文もこの字体で書くところが多いです)
(目安としてはA4サイズの紙1ページに収まる範囲の文字数で十分です)
大学・企業のロゴ付きのレターヘッドに書いてもらう事
この点を忘れないようにしましょう。
せっかく推薦人に推薦状を執筆していただいても彼らが所属する企業や大学のロゴなければその推薦状は無効となります。
企業や大学によってはロゴの使用を部外者のために使用することを認めない組織もあります。
実際私が働いていた製造業の会社も、機密情報を扱う業界であったためその会社のロゴの使用を課長が認めてくれませんでした。
私は課長に確認する前に、私の直属のチームチームリーダーの方と調整して推薦状を書いてもらっていました。
しかし、最終的に企業のロゴの使用がNGとなってしまいました。
こうならないように、事前に職場の上司に確認しておきましょう!
推薦状を英語で書いてもらうのが難しい時は
推薦人の中には、英語が苦手で英語で推薦状を執筆できないという方もいらっしゃると思います。
(あなたが関わる人すべてが英語に親しみがあるわけではないのでしかたの無いことだとおもいます)
その場合は、下記の対応を視野に入れておきましょう!
① 推薦人に日本語で推薦状を書いていただいた後、留学代行会社に添削や翻訳を依頼する
イギリスの大学院に留学する場合、1から100まであなた自身で手続きを行うことはなずないでしょう。
私の当時の大学院入学までの一連の流れをさぽーとしてくださった留学会社さんはBEOという機関です。
私は推薦状は②通とも英語で書いてくださいましたので、こちらのサービスは利用してませんが、志望動機書の添削はこの会社さんのサービスは受けました。
イギリス大学院留学の長いノウハウが蓄積された会社さんであるので、安心して依頼することができます。
② あなた自身で提出する場合、日本語で頂いた推薦状を翻訳会社に依頼して翻訳してもらう
あなた自身で志望校のHPから提出する場合、プロの翻訳会社にお金を払って翻訳してもらうのが安全策です。
参考までに、私が学生ビザ申請のために通帳の翻訳を依頼した会社さんはこちらです⬇
まとめ
今回は「イギリスの大学院に合格するための推薦状の準備方法と内容」についてロンドン大学院卒業者が自信の経験を踏まえまとめてみました。
- 推薦状はは平均2枚必要(例外として1枚や3枚のケースもある)
- 理想は1通をアカデミックの分野から(卒業した大学の教授からなど)もう1通をビジネスの分野から(現職か前職の上司からetc)
- 全て英語で書かれた/翻訳されたものであること
- 推薦人の自筆のSignature(署名)入りであること
- 大学/企業の*レターヘッドに印刷されたものであること
に注意しながら推薦人の方にあなたの強みを生かしていただける推薦状を書いてもらってくださいね!
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