こんにちは。カネショーです。
今回の記事では「日本人がこれからの時代にIELTSを勉強すべき理由とそのメリット4つ」を公開します。
今の時代は
円安、物価高、日本企業の給料が上がらない、社会保障と税金は増える、バブル期ほど日系企業の国際競争力がない
こんな時代に突入しているので、海外留学をして外資系企業などに転職を目指している人は多いのではないでしょうか?
日系大手企業で転職する場合はTOEICが主流ですが、海外に行くとなるとIELTSのスコアがとても重要になってきます。
今回の記事をご覧になりますと
⭕IELTSのスコアアップによるグローバル化社会における成功法則が見えてくる
⭕IELTSの勉強にフォーカスできるようになるので、数年後には外資系企業や留学でレベルアップした自分になれる
といった未来がイメージできるようになります。
日本人がこれからの時代にIELTS(International English Language Testing System)を勉強する理由とそのメリットについて探ってみましょう。
IELTSは、英語力を測定し評価する国際的に認知されたテストで、その価値はますます高まっています。
以下では、IELTSを学ぶことの重要性とそのメリットを詳しく解説します。
1. 海外留学の機会が拡大する
海外留学は、新しい文化や言語を学び、自己成長の機会を提供する素晴らしい経験です。
しかし、多くの英語圏の大学や教育機関では、留学生の英語スキルを確認するためにIELTSスコアを要求しています。
IELTSスコアを持っていることで、海外留学の扉が広がり、希望する海外の学校に受け入れてもらいやすくなります。
留学は人生を変える重要なステップであり、IELTSのスキルはその鍵です。
例えば、日本人のIELTSの平均スコアは5.5ですが、それ以上のスコアになると下記の留学が見えてきます。
Overall 6.0
英国、オーストラリア、カナダの大学の学部留学最低ライン
カナダCOOP留学でビジネスマネジメントインターンプログラム参加資格(ハイベルなオフィスワークなどの転職につながる)
Overall 6.5
英国、オーストラリア、カナダの大学のほとんどの学部に出願できる(アカデミック・モジュール)
英国、オーストラリア、カナダ、一部のアメリカの大学院に出願できる
カナダCOOP留学でウェブ/アプリ開発などのインターンプログラムの資格が得られやすくなる
Overall 7.0
オックスフォードやケンブリッジなどの難関大学、大学院の出願が可能になる
カナダの永住権申請の資格が得られる
2. 国際的な職場での競争力の向上
現代のビジネス環境はますます国際的になっており、英語は国際ビジネスでの成功に不可欠なスキルです。
英語を流暢に使える能力は、国際的な企業での就職や昇進の競争において大きな優位性を持ちます。
IELTSは英語コミュニケーションスキルを客観的に評価するための公認テストであり、高いスコアを持つことで、国際的な職場での雇用機会が増えます。
キャリアの成長を考えるなら、IELTSは不可欠です。
3. 英語圏の国の永住権が取れる
日本から海外に移住する際、一部の国では英語能力を証明する試験が必要とされます。
IELTSは、永住権や市民権の申請において言語要件を満たすための証拠として広く受け入れられています。
英語試験をクリアすることで、新しい国での生活や仕事を始める準備が整います。
IELTSは、移民の夢を実現する鍵となります。
カナダの永住権(Permanent Resident, PR)を申請する際に、IELTSのスコアは一般的な要件の一部として考慮されます。
IELTSの必要なスコアは、申請するプログラムやカテゴリーによって異なります。
一般的に、主要な移民プログラムで要求されるIELTSのスコアは、次のようなものがあります。
- Express Entry(エクスプレスエントリー)プログラム:
- 主要な経済移民プログラムの1つで、Federal Skilled Worker Program(FSWP)、Federal Skilled Trades Program(FSTP)、Canadian Experience Class(CEC)などが含まれます。
- IELTSのスコア要件は、各プログラムごとに異なりますが、一般的にはリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの各バンドにおいて、最低でもCLB(Canadian Language Benchmark)7以上が必要とされることが多いです。ただし、高いスコアを持つことで、選択枠での競争力が高まります。
- Provincial Nominee Program(PNP):
- カナダの各州や準州が運営するプログラムです。PNPプログラムごとに要求されるIELTSスコアが異なります。州によってはCLB 4からCLB 7の範囲で要求することがあります。
- Québec Skilled Worker Program:
- ケベック州への移民を目指す場合、一般的にはリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの各バンドにおいて、最低でもCLB 7以上が要求されます。
注意すべきは、IELTSのスコア要件は変更される可能性があることです。移民プログラムやカテゴリーによっても異なるため、具体的な要件はカナダ移民局(IRCC)の公式ウェブサイトで確認することをお勧めします。
また、IELTSのスコア以外にも他の要件や評価基準があるため、移民プロセスをよく理解し、準備を進めることが重要です
4. 英語スキルの圧倒的向上
IELTSの勉強は、英語スキルの向上に非常に役立ちます。
IELTSはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの全てのスキルを包括的にテストします。
試験対策を通じてこれらのスキルを向上させ、自信を持って英語を使用できるようになります。
これはビジネス、アカデミア、日常生活でのコミュニケーションにおいて大きなアドバンテージとなります。
IELTSの勉強を通じて、日本人が苦手な英語のスピーキングとライティングの能力が向上する方法は以下のようになります。
1. スピーキングの向上:
a. 発音の向上:
IELTSスピーキングテストでは、正確な発音とインテリジブル(理解しやすい)な発話が重要です。
IELTSのスピーキングセクションを準備することで、正確な発音を練習し、英語の発音を向上させることができます。
b. 流暢さの向上:
IELTSのスピーキングセクションでは、トピックについて流暢に話す必要があります。継続的なスピーキング練習を通じて、スピーチの流れを向上させ、自信を持って話すことができるようになります。
c. 表現力の向上:
IELTSでは、アイディアを適切に表現する能力が評価されます。スピーキングの練習を通じて、さまざまなトピックについて効果的に意見やアイディアを述べるスキルを向上させることができます。
d. リスニングと反応:
IELTSのスピーキングパートでは、インタビュアーの質問に対して適切に反応する必要があります。スピーキングの練習を通じて、リスニングスキルと適切な返答の能力を向上させることができます。
2. ライティングの向上:
a. 文法と語彙の向上:
IELTSのライティングテストでは、文法の正確性と豊かな語彙が評価されます。IELTSのエッセイやレポートを書く練習を通じて、文法ルールを守り、多様な語彙を使用するスキルを向上させることができます。
b. 論理的な構造の構築:
IELTSのライティングセクションでは、論理的で組織的なエッセイやレポートを書く必要があります。ライティングの練習を通じて、段落の構造やアイディアの組み立て方を向上させることができます。
c. 時間管理:
IELTSのライティングタスクは時間制限があるため、時間を効果的に管理するスキルが求められます。練習を通じて、効率的なライティングプロセスを開発し、制限内に内容を完成させる能力を向上させることができます。
d. フィードバックの受け入れ:
IELTSのライティング模擬テストを受験し、フィードバックを受けることで、自身の強化点や改善点を特定し、修正する機会を得ることができます。これにより、持続的な成長が可能です。
IELTSの勉強は、スピーキングとライティングのスキルを向上させ、実際のコミュニケーションやライティングタスクに対する自信を高める貴重な機会です。
継続的な練習とフィードバックの受け入れを通じて、英語力を向上させることができます。
まとめ
日本人がIELTSを勉強する理由とそのメリットは
海外留学の機会拡大
国際的な職場での競争力向上
移民のための言語要件の達成
語学スキルの向上
といった多岐にわたります。
IELTSは、英語力の向上だけでなく、キャリアや新たな生活においても大いに役立つことでしょう。
将来の成功に向けて、IELTSの勉強を積極的に検討してみてください。