こんにちは。カネショーです。
今日の記事では「エッセイが書けない人必見・IELTSライティングTask2で6.5を突破するために押さえるべきポイント」
についてスコア7.0ホルダーイギリス大学院留学経験者が解説します!!
今IELTSを受けていたり、これからIELTSを受ける予定の人にとって、このライティングタスク2は高いハードルと思っている人が多いのではないかと思います。
2022年の日本人のIELTSの平均スコアは5.9となっております
Listening | Reading | Writing | Speaking | Overall |
---|---|---|---|---|
6.0 | 6.1 | 5.7 | 5.5 | 5.9 |
ソース:Test taker performance 2022
日本人はリーディングとリスニングは比較的高いスコアを取るものの、はやりライティングが足を引っ張っているので中々6.5以上に達成できない方が多いです
🐔エッセイライティングについて学校で教わってないので書き方が全然わからない
🐔英語で長文を書こうとすると、いつもペンが止まる
と悩む方は多いのではないかと思います。
今回のタスク2の押さえるべきポイントを覚えてエッセイ対策をしていくと、スコア6.0→.6.5→もっと頑張れば7.0の階段を上がることができます。
こちらは私の教え子のアウトプット作品です
エッセイ未経験22歳の状態から、半年ほどでスコア6.0~6.5キープできるレベルにまでなりました!
イギリス大学院留学と海外転職経験者が5年かけて熟成したメソッドであるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
はじめに
IELTSのWriting Task 2は、Argumentative Essayを書く際に6.5のスコアを取得するための一般的な構成を以下に示します。
IELTSの評価基準に従い、明確なアプローチを持つことが重要です。
通常、エッセイは約250ワード以上が推奨されます。
IELTSライティングタスク2のエッセイは、基本的にどの問題タイプでも4段落構成で書くと安全です。
① 導入 (目安40文字)
② 本文1 (90文字)
③ 本文2 (90文字)
④ 結論 (30文字)
今回の記事では、こちらの例題をもとに6.5取れる構成と回答文章の見本を両方解説していきます
<例題>
You should spend about 40 minutes on this task.
The use of cell smartphones has increased rapidly in the twenty-first century. Additionally, they can now be used for many purposes besides making phone calls.
What are the advantages and disadvantages of cell phones?
訳:スマートフォンは21世紀において大いに使用されるようになった。通話以外の用途で利用されるようにもなった。
スマートフォンと社会への影響について、スマートフォンの利点とデメリットについて述べよ。
スコア6.5が狙える構成
導入 (Introduction):
- 1〜2文の簡潔な導入文を書きます。テーマに関する一般的な背景情報を提供し、読者の関心を引きます。
- 問題の再定義→主題文 (Thesis statement) →立場や主張の鉄板パターンで書く
<回答例>
・導入分
In today’s digital age, smartphones have become an integral part of our lives, revolutionizing the way we communicate, work, and access information.
今日のデジタル時代において、スマートフォンは私たちの生活に欠かせないものとなり、コミュニケーション、仕事、情報へのアクセス方法に革命をもたらしました。
・問題の再定義
While there are undeniable advantages to the widespread use of smartphones, there are also significant drawbacks that should not be overlooked.
スマートフォンの普及には紛れもない利点がありますが、見逃してはならない重大な欠点もあります。
・あなたの立場や主張
This essay will discuss both the benefits and drawbacks of smartphones’ impact on society.
このエッセイでは、スマートフォンが社会に与える影響の利点と欠点の両方について説明します
本文1 (Body Paragraph 1)
- 第1のパラグラフで、最も重要な論点や理由を示します。
- 主張を支える具体的を提供し説得力を持たせます。
- データを使用して、論点の信ぴょう性を持たせます。
・論点:スマホによってコミュニケーション手段が顕著に進化した
One of the most notable advantages of smartphones is their role in enhancing communication.
スマートフォンの最も注目すべき利点の 1 つは、コミュニケーションを強化する役割です。
・具体的な事実
With smartphones, people can stay connected with friends and family no matter where they are. This has strengthened relationships, especially for those living far apart.
スマートフォンを使えば、どこにいても友人や家族とつながりを保つことができます。これにより、特に離れて暮らす人々の間で関係が強化されました。
・裏付けとなるデータ
Research shows that the use of smartphones through text messages and social media has facilitated communication and made it easier to communicate in real time
調査によると、テキスト メッセージやソーシャル メディアを通じてスマートフォンを使用すると、コミュニケーションが容易になり、リアルタイムでのコミュニケーションが容易になったことがわかっています。
本文2 (Body Paragraph 2)
- 第2のパラグラフで、さらに別の論点や理由を示します。
- 同様に、具体的を提供し説得力を持たせます。
- データを使用して、論点の信ぴょう性を持たせます。
・別の論点:スマホによって豊富な量の情報にアクセスでき、生産性が上がる
Moreover, smartphones have made it easier to access a wealth of information and services, improving convenience and productivity.
また、スマートフォンにより豊富な情報やサービスへのアクセスが容易になり、利便性や生産性が向上しました。
・データ
A study in 2019 found that 96% of American smartphone owners use various types of mobile apps on their smartphones, and these apps contain a lot of information and services, giving smartphone users access to a wealth of content.
アメリカのスマートフォン所有者の約96%が、スマートフォン上でさまざまな種類のモバイルアプリを使用しており、これらのアプリには多くの情報とサービスが含まれており、スマートフォンユーザーに豊富なコンテンツへのアクセスを提供している、という2019年の調査結果がある
反対論の扱い (Counter-Argument)
- エッセイの中で反対論や対立する意見に対処します。
- 反対論を認識し、反論を提供します。その際、自分の立場をより強調します。
・反対論
However, smartphones also bring forth a range of drawbacks. One major concern is the addiction and overuse of smartphones, which can lead to social isolation and negatively impact mental health.
しかし、スマートフォンにはさまざまな欠点もあります。大きな懸念の 1 つはスマートフォンの依存症と過剰使用であり、これは社会的孤立や精神的健康への悪影響を引き起こす可能性があります。
・反対論
However, smartphone dependence can be alleviated by turning off notifications, reading books, interacting offline, and limiting storage capacity.
しかし、スマートフォンの依存は、通知オフや読書、オフラインによる交流、容量制限などの方法をとれば緩和することが可能である
結論 (Conclusion)
- エッセイの要約を行います。再度、自分の立場を強調しますが、新たな要素を追加しません。
- 最後に、簡潔で強力な結論文を書き、読者に印象を残します。
・エッセイの要約
In conclusion, smartphones have undoubtedly brought numerous benefits to our society, improving communication and convenience. Nevertheless, the drawbacks, such as addiction should not be underestimated.
結論として、スマートフォンは間違いなく、コミュニケーションと利便性を向上させ、私たちの社会に多くの恩恵をもたらしてきました。依存症などの欠点も過小評価すべきではありませんが
自分の立場を表明
It is imperative that individuals use smartphones responsibly, striking a balance between their advantages and disadvantages.
個人がスマートフォンを責任を持って使用し、利点と欠点のバランスを保つことが不可欠です。
6.5スコアアップを狙う重要なポイント
語彙と文法の注意:
- 語彙や文法のミスを最小限に抑えるために注意を払います。多様な語彙や複雑な文法を使用し、レンジを示します。
- 文法のミスがが10個以上ある場合は5.5以上ですら取ることは難しいです。文法の間違いを最小限に抑えることも6.5に近づける方法です。
Linking wordの使用
- パラグラフごとに適切な文構造を使用し、段落の順序を論理的に繋げます。リンキングワードや接続詞を適切に使用します。
リンキングワード(接続詞・接続語)は、文章の流れをスムーズにし、アイデアを結びつけ、読み手に理解しやすい文章を構築するのに役立ちます。
(こちらに関する詳細記事は現在執筆中です)
構文を使ったほどよい文の長さ
- 短すぎず、長すぎない文を使用し、細かい詳細を省略せずに記述します。
私の過去の記事で、「ハイスコアが狙える文法テクニック:分詞構文編と関係代名詞編」の記事があるのでそちらも参考にしてみてください↓
時間の管理:
- タイムマネジメントに気をつけ、各パートの割り当てられた時間内にエッセイを書き上げます。
タスク2に書けるべき全体の時間は40分です(タスク1をなるべく早く書き終えてください)
・アイディア出し→5分
・構成を考える→5分
・導入→4分
・本文1→8分
・本文2→8分
・結論→5分
・見直し→5分
total 40分が目安です
まとめ
6.5のスコアを取得するためには、明確な論理構造と説得力のある主張が必要です。
練習とフィードバックを受けつつ、スキルを向上させましょう。
また、実際の試験で制限時間内にエッセイを書く経験も重要です。